アコの鯨人

自然と接することで人の心はどのように変わるのか。そんなことに興味を持っています。三宅島の生活を生で伝えます。

シシャモの町、むかわ

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ついに平地でも初雪!
・・・と思いきや降ったのは午前三時。
朝方には消えており、地方新聞に目を通すまで気づかなかった。
そういえば通勤途中で中学校のグラウンドがうっすらと白かったような・・・
ともあれ午前の早いうちに消えてしまったようだ。
無念。

今回の写真はちょいと前に行った隣町のむかわ町の風景。
ずららっと並んでいるのはこの町の名物「シシャモ」。
知っている人もいるかもしれないが、この町のシシャモはタダ者ではない。
普通スーパーなどで売られているのはカラフトシシャモと言うベーリング海などで獲れる別の種類。
むかわのシシャモは北海道太平洋岸周辺のみ生息し、秋から初冬にかけて、町の中心を流れる鵡川へ遡上し産卵する。
10月中旬から11月までが漁期で、12月ころまで旬のシシャモが「すだれ干し」という方法で軒先に並ぶ。
大型で、風味や味はカラフトシシャモとは別格である。

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このシシャモ、♀10匹でなんと1500円もする。
♂はちょっとやすく10匹で800円ほど。
なかなか高級だが、食べる価値があるほどおいしい。
現地でしか味わえない、シシャモ寿司や、道の駅「ぽぽんた」の食堂の海鮮丼(シシャモ含んでなんと400円くらいだったと思う)がオススメ。

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僕はこのむかわ町と鵡川が大好きだ。
特にこの地に行く時、鵡川の河口には必ず寄る。
河口には堤防がほとんど無く、本来の海と川とが交わる世界を見せてくれる。
海へと下る川の水と海から押し寄せる波が、時には巻き込まれると思うほど荒々しく、時には境が一瞬協調するほど静かな空間に浸ることができる。
平野の西側遠くには樽前山が見え、東には日高に繋がる山々が見える。
いろんな事を考える機会を与えてくれる場所のひとつなのだ。

観光地としてはまだまだマイナーだが、近くに来たときはぜひ立ち寄ってみてほしい。

【シシャモちょい話】
「シシャモ」は本来アイヌの言葉ではる「ススハム=笹の葉」が由来。
むかわのアイヌの人々の間に、飢饉に苦しむ人々をみかねたシマフクロウの女神が、河畔に生えていた柳の葉を鵡川に落とした。その葉はみるうちに魚となり、人々の腹を満たし、救ったとする神話がある。
鵡川とはむかわ町の町名にもなっている、町を貫く川の名。
一時期シシャモが捕れなくなった時、町の漁師は4年もの間漁をやめたという。
そしてシシャモはまた戻ってきた。
町の人はシシャモを大事にし、「むかわししゃも」をブランド化し、全国に発信するほど誇りに思っている。
アイヌの時代も今も、シシャモはこの地の人々の生活の中心にあるのだろう。

  1. 2006/11/14(火) 00:48:06|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:3
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コメント

おーっ!ししゃもの季節だね!!写真がなんかいい感じだねーおいしそうだし♪シシャモ寿司とはどんな寿司なの?にぎり?また食べてみたいものです(^_^)
  1. 2006/11/16(木) 07:12:15 |
  2. URL |
  3. ノリ助 #-
  4. [ 編集]

ししゃも〜。
おいしそうだわ〜。一回本物のししゃもを食べてみたいです。道の駅「ぽぽんた」に行ってみたい☆
  1. 2006/11/16(木) 23:58:45 |
  2. URL |
  3. こづ #-
  4. [ 編集]

ノリ助さんへ
この日は漁が休みでシシャモネタがなかったのだ・・・無念
にぎりらしいが味の感想は言えず。
個人的には2日ほど干したものを買ってきて、ちょっといためて食べるのがGuu!焼酎と合うのです。

こづさんへ
ぜひ来とくれ!
でも開店は12月まで。
その後は冷凍もんを食べもの屋で。
ちなみに「ぽぽんた」はもうひとつのむかわの名物、たんぽぽの逆語。
  1. 2006/11/17(金) 23:51:50 |
  2. URL |
  3. いさなR #-
  4. [ 編集]

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いさなR

Author:いさなR
いさなRです。
2007年4月より三宅島にあるアカコッコ館に勤務しています。
三宅島は噴火の影響を引きずっていると思われがちですが、人々の暮らしは日常をとり戻し、火山によって造られた圧倒的な自然は、噴火から再生する力強さ、森や海の豊かさを見せつけてくれます。
自分が気づいた、また気づかせてもらった島の自然の魅力を発信していければと思っています。

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